こんにちは、リストランテ サワダのホール担当サワコです。
お祝いの時に頂いた胡蝶蘭が3月頃から急激に萎れてきて、日を追うごとに葉っぱはシワッシワ。調べた限りでは単なる水切れな様子。こんな悲惨な状態では手遅れかもと思う反面、胡蝶蘭の強い生命力を信じて鉢ごと水を貯めたバケツの中へザブン。結果は半日で劇的回復。ミイラ寸前からたった数日で葉っぱにハリとツヤが蘇る胡蝶蘭、生命力の強さを目の当たりにした出来事でした(^^)。
Semi dried tomatoes and Japanese butterfish.
目鯛と自家製セミドライトマト。
聞き馴染のない《目鯛》なる魚。
ググってみますと、粘液で体を覆ったギョロリとした目が特徴と紹介されていました(個性が強い?)。
今回入荷した目鯛は徳島で水揚げされた、5.8キロサイズ(身が厚くて、食べ応えありそう(゜ω゜〃)♪
戸惑いを覚える見た目とは裏腹に、白い身質は繊細でしっとりした(マナガツオに近いかも)。サシが入ったようなマイルドな旨味が美味しくて、頭の中で《また食べたい魚》グループに仲間入り。
今回は薄い皮目はパリッ!身はひたすらしっとりに仕上げて、去年の夏にオイル漬けしておいた、セミドライトマトと合わせた5月の一皿。
さわこ「ねぇねぇ、メダイって他にどんな食べ方が出来るの?」
シェフ「クセ無いし柔らかくて旨味もあるから、新鮮ならカルパッチョもとか網で塩焼きとかシンプルな料理かなぁ。加熱しても身が解れやすいから煮魚にしても美味しそう」
さわこ「うん、聞いてるだけで美味しそう。有り難うございました」
塩焼きにした場合もご飯のお供や日本酒のアテににするなら、お醤油。
イタリアンな気分の時や白ワインと合わせるなら、レモンなどの柑橘果汁にオリーブオイルを混ぜた即席ドレッシングなど。
同じ調理法でも最後に掛けるものでこんなに変わるなんて、どっちのパターンでも食べてみたい(>U<)
さて、5月に予定しているお魚料理のペアリングワインは、北イタリアの赤ワイン。
濃い味わいのなか溶け込んだ柔らかなタンニンと、ほんのり感じる樽香が不思議と魚料理に同調。全ての魚料理に合うことは流石にありませんが、流れ的に赤が欲しい時や、魚料理だけど赤ワインが飲みたいという場合にオススメさせて頂く事が多い、北イタリアはピエモンテ州の赤ワインです
Vino 《 Tenuta Santa Caterina Grignolino d’Asti DOC “ARLANDINO” Vt.2021 》