おはようございます。
リストランテ サワダのホール担当サワコです。
無花果のシーズンが来ました♪
あれ?ウキウキしていたのは、私だけ?
毎年つくっているシェフは、何かちょっとした変化が欲しいと、思案顔。
と意識に留まった、シナモンスティック。頭の中で仕上がりイメージがまとまって、今年のレシピに加わることが決定。
シナモンといえば、粉末しか知らなった私。初めて見た時は、何でこんなとこに木の皮が?と、シェフがいなければ、危うく捨ててるとこでした。
そんなシナモンスティックは、香りのタイプで分類すると、大きく二つに分かれるそうです。
香りが刺激的なカシアと、上品な香りのセイロンスリランカ。
何とも抽象的な表現。これは、二つを並べて比べてみないとわからなさそう。
と思いながら更に読んでいくと、見た目にも違いがあるようで。
カシアは、色が濃くて厚みのある樹皮が、くるんと軽く巻いたような見た目。
対するセイロンスリランカは、色が淡くて薄い樹皮が何層にも重なっているのが特徴とありました。
得たばかりの知識を元に、店のシナモンスティックを確認すると、セイロンスリランカでした(念のため、パッケージ裏も確認)
シナモンの事を調べてると、気になる情報がもりだくさん。
取り敢えず、飲み物等で継続的に少量摂取すると、身体に良いということは理解できました。
うっかり、シナモンに熱中してしまいました。
そうそう、無花果のアッフォガートです。
まずは、無花果をコンポートにする為、赤ワインで炊きます。
件のシナモンスティックも加えた、赤ワインがふつふつ沸いてきたところで、朝どれ無花果をポチャンと投入。
後は出番を待つのみ。
お客様の元へは、自家製のバニラジェラートと無花果のコンポートを盛ったお皿が、先に到着。
すると、厨房からいそいそシェフが出てきて、最後の仕上げを目の前で致します。
その時にふわりと立ち上がる、香りや様子をお楽しみ頂ければ嬉しいです