こんばんは、レットのホール担当サワコです(^^)
印刷屋さんから、
『年賀状の早割印刷は11/30迄ですよぉ』って案内を
早くから頂いていたのに、
申し込んだのは、締め切り2日前。
ギリギリにならないとやらないタイプの私です。
さて、厨房のシェフは
久し振りに『牛ほほ肉の赤ワイン煮込み』を仕込み中。
ここ数年、
牛ほほ肉に使う肉質は、
適度な噛み応えが残る赤身の短角牛等を
産地の北海道方面から送って貰い扱ってきましたが
今回は、
柔らかな食感と脂質による甘味を感じる仕上がりにしたくて、
サシの入った黒毛和牛を使う事に。
ところが
日頃お世話になっている取引先からは、
霜降り牛のホホ肉を確実に用意する事は難しいと返答があり、
手に入れる所からスタート。
人気があり、
稀少な部位で、
鮮度の良いホホ肉を『まとまった量で』というのが
結構ハードルが高い。
更に、ホルモンのカテゴリーに入っている牛ホホは、
扱う業界や背景も精肉とは異なる事も難航要素。
つてを求めて、
ご近所のホルモン屋さんに相談にのって頂いたり、
可能性がありそうな精肉店さんへ直接伺ってみたりしながら
探し始めて、10日位経った頃、
ホホ肉を扱う業界の方との間に入って下さる精肉店さんと出会う事が出来、
シェフ、遂に思っていた食材を手にする事に成功。
早速届けて頂いた牛ホホ肉。
用意していた香味野菜、トマト、赤ワインと共に、
オーブンの中で、じっくり火入れする事、約三時間。
多分、お箸でも切れる位になったほほ肉の食感は、
ふわふわで、柔らか(´ω`)。
ここから更に、一晩、二晩と寝かせると
出来たての時には無かった、
全体にまとまった感じの優しい味わいに変身。
ただ、冷蔵庫に入れているだけで、
美味しくなるって、不思議料理(´u`〃)
ワインやチーズ同様、
時間が美味しくする食べ物って、
色々あるんだなぁとしみじみ思った次第です。