こんにちは、レットのホール担当サワコです。
季節は、秋。
自宅のベランダでは、
苦手な夏を無事に乗り越えて、
勢いづいてきた多肉植物達が
いつの間に落としていたのか?
落ち葉?、こぼれ種?
呼び名は、どちらも違う気がしますが
それからぴょこんと発芽した、
小さくて可愛い
多肉の子供を集めた寄せ植えシリーズを
店内で生育中。
10月の初め、
シェフと参加したワインと食の試飲会。
これからの寒い季節と料理に合うワイン、
色々ありました。
同時に、
美味しくて、
珍しいチーズとも出会えました。
とりわけ、
シェフの興味と味覚をさらい、
サワコも知らぬ間に仕入れがなされ、
ちゃっかり環境の良いワインセラーの中に鎮座していた、
2種類のチーズが今回のテーマ。
一つは、
『すみれの花』の上で追熟された、
香りが印象的な白カビ・ソフトチーズ。
約10~20日掛けて、
表面に白カビが出来た後、
追熟期間をスミレのドライフラワーの上で過ごした、
花の香りがするチーズ。
追熟の際、表面に付着する
スミレのドライフラワーや
出荷時に掛けられる、
藁の紐で結われたお洒落な見た目も魅力的。
(画像は、紐を取った後…)
食べ方によって、
印象が変わるチーズだったので、
感想をまとめてみました。
リンド(チーズの皮)を外して頂くと
とろけるクリーム状の口当たりと
優しい酸味が楽しめて、
リンドを外さずに頂くと
ドライスミレの風味が加わって、
香りの素晴らしさを堪能出来て、
個人的に、一番美味しかったのが
リンドを外さず、
いい感じに熟成中のキャンティ リゼルヴァ 2012
とのペアリング。
一緒に頂くと
それまでとじこもっていた香りが引き出されて、
より多くの風味を楽しめました。
これからの変化も楽しみな、
北イタリア ピエモンテ州の
『パリエッタ アッレ ヴィオレ』。
2つ目は、
約一ヶ月間、
カベルネ種のぶどうの搾りかすに漬けこまれた、
ハードチーズ。
旨味がギュッっと凝縮した、
コクのあるチーズは、
入荷直後ながら、
熟成により味のバランスが良い、
赤ワインとの相性がとても良くて、
これからの熟成で、
どこまで美味しさが高まってゆくのか?
変化という成長が凄く楽しみな
牛のミルクで作られた、
北イタリア ヴェネト州の
『フォルマッジョ アル ヴィーノ ロッソ 』。